2017年06月08日
同じ部屋に仏壇と神棚はおいてもいいのか
仏壇と神棚は、どちらも水やお米を供えたり手を合わせてお参りする場所というイメージがあると思います。しかし、具体的にはどのような違いがあるのかわからない方は多いと思います。仏壇は、亡くなった仏になったご先祖様を家庭内で祀る場所です。
中心には位牌とともに御本尊を祀ります。御本尊は信仰する宗派によって異なります。安置する場所は仏間があればそこに安置することが一番ですが、必ずしも仏間や、和室に置かなければならないという決まりはありません。
お参りしやすい場所に設置するのが良いと思います。ただし、トイレの近くや薄暗い場所は避けて安置してください。一方神棚は、その名の通り神様を祀る場所です。神社を模して作られた宮方を安置しています。その中に地域の氏神様のお札や、伊勢神宮のお札を祀ります。
家の中に小さな神社があると思って拝礼することをオススメします。置く方角としては太陽の方角である南向きや、東向きとなるように明るく清浄で天に近い場所に安置します。両方ある場合、同じ部屋に安置しても問題はありませんが、出来るだけ離して安置することが望ましいです。
さらに向かい合わせや上下に安置しないように心がけることをオススメします。